2016年 10月 09日
ネコリグのワーム |
琵琶湖の釣りで絶対に欠かせないリグのひとつであるネコリグ。
一年の中でこのリグの独壇場となるシチュエーションが必ずあります。
ダウンショットやジグヘッドに比べて速いフォールスピードでストーンと落とせてボトムから中層まで(表層も使えるっちゃ使える)
ずる引きからスイミングまで点と線を兼ねた攻め方に使えて
良く釣れる。
そんなネコリグで最強的地位にあるスワンプクローラー。
まぁ歴史、実績、マテリアル、値段と文句のつけようがないワームなんですが
ボクは今までネコリグと言えばプロローグ5,5とネットベイトのスリムシェイクというワームでやってきました。
もうプロローグに関しては説明不要のワーム(気になる方はボクの前のブログ見てくださいw)ですが
ネットベイトのスリムシェイクというワームはあのパカクローを作ったメーカーによるスワンプのパ○も…インスパイア作品です。
ボクの中ではパカのメーカーがスワンプのパ○モンを出しやがった~的な認識でしたが、まあ買ってみようって事になったんです。
なんたって25本入りで¥525とメチャクチャ安い!(安いところは¥393とかもありましたw)
しかし一番の魅力は釣果と針持ちでした。
インスパイアアイテムによくあるオリジナルには勝てないパッとしない微妙さが全くなくてスワンプと全く変わらない(ボク的に超えてるんちゃう?と思う)実力を、持ったワームで
昔、南湖メインでやってた時期~北メインの現在まで変わらない釣果を出させてくれるというロングセラーぷり。
(上スリムシェイク 下スワンプクローラー)
比較してみると
・スリムシェイクの方が甘~い香りが効いたオイリーでプリンとしてる(ゼリー系)
・スワンプの方がソルティーでモチッとしてる(羊羮系)
・若干スリムシェイクの方が太め
・スワンプの方がほんのちょい長い
・ハチマキ部分が丸いのと角ばってる事
・テールの形状がやや違う↓
て事くらい。
たぶんスイミングではスリムシェイクの方がキビキビしてて水押す系でスワンプの方がしなやかにクニャンクニャンしてくれる系。
まぁここまで比べといてこんなこと言うのは何なんですが
どっちもメチャクチャ釣れるて事w
速い話が好みの問題ですw
スリムシェイクはインスパイア作品ながらホンマによく出来てるな~と感心するひとつ。
スワンプの凄いところはジャイアントベイト、ビッグベイト、ジグ、の中にネコリグがラインナップされるキッカケを作ったワーム。
ネコリグ=数釣り からネコリグ=デカバスにして
このジャンルを不動のモノにしたアイテム。
スリムシェイク、スワンプ、プロローグ、アノストとどれにでも言える事は
ネコリグで一番大切なのは真っ直ぐシンカーを挿す事。
これの徹底です。
曲がった状態だとフォール時にクルクル回ったりスイミング時のアクションもヘンテコなモノになり意図したアクションが出せません。
なので釣り場で岩場、砂浜、ボートの上で立ったまんまや中腰で焦りながらやるよりも家で腰据えてゆっくり落ち着いた状態でやる事。
リグってる最中に耳元を蚊がプ~ンて飛んでたり突如ドバッ!なんてボイルが怒るなかでやると雑くなるんですよね。
つまようじやバネ線なんかで真っ直ぐな穴を開けてからシンカーを挿してやるとキレイに刺せます。
キッチリセット出来たら
底から浮かさず落とさずラインを張り過ぎず緩め過ぎずティップでツンツンしてればまぁ釣れます。
タックルは
・ロッド センチュリオンマインド・69MXマタドール
・リール シマノ・カーディナル3000HG
・ライン フロロカーボン7ポンド
・リーダー フロロカーボン12~14ポンド
・フック キャプテンフックorサクサス ワッキー用
・シンカー タングステンネイルシンカー
て、ところです。
ターンから低水温期と中層スイミングなんかで
これから出番が増えるネコリグ。
テストや開発アイテムとケンカする事なくむしろ魚のポジションやコンディションのサーチとしても活躍してくれるリグなのでボク的にも磨いていければと思います。
では
by grindhousejp
| 2016-10-09 09:24